総合博物馆は山东大学海洋学院と部局间学术交流协定を缔结しました。(2012年4月27日)
大野馆长と陈副校长との会见
総合博物馆と中国の山东大学威海分校海洋学院は、山东大学威海分校において部局间学术交流协定を缔结しました。山东大学は1901年に设立された中国で第二の国立大学で、中国における重点大学の一つです。海洋学院は生物科学、生物技术、薬学、海洋资源?环境、応用化学の5つの専门分野を有し、教职员约80人、学部生约1400人、大学院生约80人が所属しています。
山東大学威海国際学術センターで行われた協定締結式には、総合博物館から大野照文 館長、永益英敏 准教授、本川雅治 准教授が、山東大学から陳冠軍 威海分校副校長、王仁卿 教務所長、梁振林 海洋学院長をはじめとする代表が参加しました。はじめに大野館長と陳副校長が会見し、100年以上の長い歴史のある京都大学と山東大学の伝統を担いながら、総合博物館と海洋学院が、生物多様性分野における研究と教育において協力関係の構築を目指していくことの重要性について、両校がこれまでに進めてきた脊椎動物多様性の共同研究を踏まえ、具体的な内容も含めて幅広く意見を交換しました。
会见に続いて、大野馆长と梁学院长による学术交流协定への署名が行われました。学术交流协定は、総合博物馆と山东大学海洋学院が、陆上?海洋における动植物の分类学、系统进化、生态学および保全生物学といった生物多様性に関する共同研究と学术交流の発展をめざす内容となっています。
なお、协力体制をより确かなものにするために、协定缔结式にあわせて、山东大学威海分校の研究室や施设を见学し、海洋学院の教员や学生との意见交换を行いました。
![]() 大野馆长と梁学院长による协定缔结 |
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