「マイクロ化学生产研究コンソーシアム设立総会」を开催しました。(2011年5月11日)
吉田教授による挨拶
桂キャンパスにて「京都大学マイクロ化学生产研究コンソーシアム设立総会」(记念讲演会、総会および见学会)を开催しました。本コンソーシアムは、マイクロリアクターを利用した次世代化学プラント?製造法の実用化?事业化?市场化を促进するため、マイクロリアクターを轴にした研究开発および技术の普及活动を产学连携で推进する机関です。
マイクロリアクターを使った化学生产では、微细なチューブに原料を流して化学反応させ、目的の物质を合成します。反応时间やタイミングを精密に制御できるので副生成物を大幅に减らすことができ、また、マイクロ空间では热移动を効率的に行うことができるので、発热の大きな反応でも十分制御して行うことができます。医薬やファインケミカルズ、机能性ポリマー、ナノ粒子合成など幅広い分野への展开が期待されています。
記念講演会では、前一廣 工学研究科教授による「マイクロ化学の次世代化学産業コア技術としての期待」、佐藤忠久 長岡技術科学大学工学部教授による「実用化を目指したマイクロ化学プロセス技術研究-約10年の振り返りと今後の展望-」と題した講演がありました。60名を超える出席者で埋めつくされた会場は、熱心に聞き入る姿で溢れました。引き続いて開催された総会では、設立趣旨および規約に関する説明を行い、本コンソーシアムの設立が満場一致で承認されました。本コンソーシアム代表として選任された吉田潤一 工学研究科教授による挨拶の後、桂インテックセンター内の利用施設の見学会を行いました。
记念讲演会の様子
関连リンク
- 京都大学マイクロ化学生产研究コンソーシアムのホームページ