このたび、東京オフィスにて「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ5を開催します。
今回は、「人间とその进化の隣人たち」をテーマとして、4人の研究者が4週にわたって讲演します。
「人间とは何か」、それが霊长类学の掲げる问いです。人间の本性とは何か。
人间の体が进化の产物であるのと同様に、その心も亲子関係も社会も文化も进化の产物です。しかし、骨や歯として化石に残ったものから、体の进化はわかっても、人间の本性の进化をたどることはできません。そこで、つい最近まで同じ祖先をもつ进化的に近いなかまと比较する研究がだいじです。
现在の动物分类学上、ヒト科は4属です。ヒト科ヒト属、ヒト科チンパンジー属、ヒト科ゴリラ属、ヒト科オランウータン属です。人间を、チンパンジーやゴリラやオランウータンと比较することから见えてきた「人间とは何か」についてお话します。
日时
2011年10月1日(土曜日)、10月8日(土曜日)、10月15日(土曜日)、10月22日(土曜日)
各回ともに 16時00分~17時30分
场所
京都大学 東京オフィス
※东京オフィスへのアクセスは以下をご参照ください。
/ja/tokyo-office/about/access.htm
定员?参加资格
各回100名、どなたでもご参加いただけます。
※定员を超えるお申し込みをいただいた场合は、抽选とさせていただきます。
参加费
无料
申し込み方法
申込用纸を下记よりダウンロードし、必要事项をご记入の上、贵础齿またはメールで东京オフィスまでお送りください。ご参加いただける方にのみ9月27日(火曜日)以降に、本学より受付番号をご连络します。
各回とも定员を超える申し込みをいただいた场合は、抽选とさせていただきます。个别の抽选结果のお问い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
【送付先】
FAX: 03-5479-2221
E-mail: t-office*www.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
申し込み缔切
全4回ともに、2011年9月26日(月曜日)
プログラム
第1回 「人間とは何か、想像するちから」 2011年10月1日(土曜日) 16時00分~17時30分 (定員100名) |
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話し手: 松沢 哲郎(霊長類研究所長?教授) 内容: 人間のごくあたりまえの姿のなかに、その本性が見えてきました。人間の進化の鍵は、直立二足歩行ではなくて、あおむけの姿勢です。生まれてすぐ母親と離れてあおむけで安定しているのは人間だけです。人間特有の親子関係、教育、言語、そして想像するちからについてお話します。 |
第2回 「ゴリラの社会に探る人間家族の起源」 2011年10月8日(土曜日) 16時00分~17時30分 (定員100名) |
話し手: 山極 壽一(理学研究科長?教授) 内容: ゴリラはその巨体と勇壮なドラミングから、キングコングのモデルにされるほど凶暴な隣人という誤解を受けてきた。その誤りを正し、ゴリラの野生生活から、謎に包まれた人間家族の起源とその行方について考えてみたい。 |
第3回 「オランウータンとヒト、形態から考える」 2011年10月15日(土曜日) 16時00分~17時30分 (定員100名) |
話し手: 幸島 司郎(野生動物研究センター 教授) 内容: 東南アジアに生息するオランウータンは、進化的には人間と最も縁遠い大型類人猿ですが、その目や顔の形態には、人間と多くの共通点があります。なぜでしょうか?オランウータンの研究から見えてきた「人間とは何か」についてお話します。 |
第4回 「チンパンジーとボノボから探るヒト社会の成立」 2011年10月22日(土曜日) 16時00分~17時30分 (定員100名) |
話し手: 伊谷 原一(野生動物研究センター長?教授) 内容: チンパンジーとボノボは地球上で最もヒトに近縁な種である。 両者は外観こそ似ているが、その行動や社会においてはそれぞれに特異的な性質が見られる。それらを比較しながら、ヒト社会の成り立ちについて考える。 |
问い合わせ先
京都大学 東京オフィス
〒108-6027 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階
TEL: 03-5479-2220、FAX: 03-5479-2221
E-mail: t-office*www.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
ホームページ: /ja/tokyo-office/