京大の「実は!」痴辞濒.1 京都大学には、実は「大学所有の重要文化财がある!~清风荘(1)庭园编~」

京大の「実は!」痴辞濒.1 京都大学には、実は「大学所有の重要文化财がある!~清风荘(1)庭园编~」

 出町柳駅から今出川通りを京都大学に向かう途中にある、緑に囲まれたスポットをご存知でしょうか?

 それが、京都大学として初めて重要文化财(建造物)に指定された「清风荘」です。本学の迎宾、会议目的で利用しており、一般には非公开の施设です。


重要文化财(建造物)に指定された「清风荘」

 现在、京都大学には文化财として登録されている施设が12施设ありますが、清风荘は、京都大学として初めて重要文化财(建造物)に指定された歴史的建造物です。庭园は「名胜清风荘庭园」として指定されています。

 まさに红叶シーズンの今回は、「庭园」にクローズアップし、秋の清风荘を绍介します。

 红叶真っ只中の清风荘を访れると、鲜やかな红色を缠った、名庭园特有の洗练された景観美が目に飞び込んできます。红や黄の秋の彩りに包まれた庭园、そして滋味深い端正な主屋と、実に絶妙なコントラストです。

 赘沢にとられた広い庭园には、丁寧に整えられた木々が完璧なまでの美しさで配置され、池には缓やかなアーチを描く小さな桥もあります。红く萠える木々が池の水面に映り込み、さらに华やかに秋の风情を演出してくれます。まさに名庭と呼ぶにふさわしい、自然と手仕事の妙と言えます。


水面に映る红叶

茶室の周辺

  平成24年7月9日付けにて、京都大学として初めて重要文化财(建造物)に指定された「清风荘」は、昭和19年6月に、庭園とともに住友家より本学に寄贈され、教育、迎賓、会議施設として利用されてきました。庭園は、明治、大正時代にわたって作庭家として高名な小川治兵衛氏の作庭で、文化財保護法の規定により昭和26年6月9日付けで「名勝清風荘庭園」として指定されています。7代目小川治兵衛といえば、国指定の名勝である無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園等の作庭でも知られています。

 縁侧で腰をおろし、目の前の庭园をしばし眺めると、静寂に包まれて、まるで时が止まったかのような不思议な安堵感が漂います。歴史深きもの特有の、优雅でおおらかな时の流れが感じられます。


主屋からの眺め

离れからの眺め

 红叶シーズンだけでなく、冬の雪景色、春の桜、新緑と、四季折々の美しい表情を见せる清风荘。次回の「京大の「実は!」」では、清风荘の建造物について绍介する予定です。

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