第25代総長 松本 紘
皆さん、こんにちは。
本日は、大変お暑い中、京都大学思修馆の第一研修施设「广志房」の除幕式にご参集いただきありがとうございます。
本日は学内関係者だけでなく、町内会や地元消防団等の方々にもご参加いただいておりますことを厚く感谢申し上げます。
さて、思修馆第一研修施设「广志房」については、読んで字のごとく、広い志を持った方が集うところといった意味ですが、大学院思修馆の学生の研修施设として日常的に活用されております。建物は、木造3阶建てとしては京都市内でも有数の大きな建物で、木造の新规建造物では最大规模と伺っております。木造といっても、鉄筋构造と同様の耐震性能をもつ建造物で、耐火构造にもなっております。
この思修馆第一研修施设「广志房」には、大学院思修馆の学生が日夜勉学に励んでおり、教员も毎日时间を决めて常驻し、学生からの研究に関する相谈や生活面での相谈にも応じております。非常に中身の詰まった思修馆のカリキュラムを履修する中にあって、学生が拠り所とするものであり、生活の基盘にもなっているところです。
思修馆第一研修施设「广志房」で生活する学生は、町内会に属しており、地域社会の中で一体となって様々な行事に参加することとしております。私たちは、このことも思修馆の教育の一环と捉えており、カリキュラムの重要な柱の一つと位置付けています。
现在、この施设の北隣に第二研修施设を建设する予定で工事が进められておりますが、この思修馆第一研修施设「广志房」ともども、地域に溶け込み、一体となって地域の発展を促し、活力をさらに高めていくことができる存在になりたいと考えております。
本日は诚にありがとうございます。思修馆第一研修施设「广志房」を地域社会の一员として私达とともに育てて行っていただけることを祈念し、简単ですが私からの挨拶といたします。
